必死に頑張ってきたけど、なんだか最近調子が良くない…
毎日仕事に追われていて、家に帰るとぐったりで何もできない…
あれ…私、なんのために頑張ってるんだろう…
今日も頑張ったんですね。
あたたかいミルクティーでも淹れて、そこに座ってひと息ついてくださいな。
今回は、気が付けば無理してしまう頑張り屋さんに向けて、「頑張らない生き方」をお伝えしていきます。
目次
あなたが頑張りすぎる理由
頑張りすぎてるっていう自覚がないのよね…
わかります…!!(涙)
私もパニック障害を発症したとき、「頑張りすぎですよ」とお医者様に言われてもピンと来ませんでした…。
「何のために頑張っているの?」と聞かれたとき、あなたは答えられますか?
私は当時、その質問にうまく答えられませんでした。
・子供のころから、「頑張ってえらい!」と褒められてきた。
・”頑張って結果出して、かっこいい姿を見せなきゃ!”っていつも自分を鼓舞してる。
・お客様のために頑張るのが、私の仕事。
私たちにはそうやって、無意識に頑張る癖がついてしまっていたのかもしれません。
「頑張らない生き方」必要な理由とそのコツ
もう、頑張らなくていい。無理を続けることで起こる弊害
毎日ストレスフルな環境に身を置いているだけで、私たちの身体と心は疲弊していきます。
仕事や家事、人間関係、SNS、お金や将来の心配、恋愛や結婚・離婚の悩み、健康や加齢への不安…。
それに加えて、自分で自分に鞭打って「頑張れ!!」だなんて、スパルタすぎると思いませんか。
42.195キロを走るマラソン選手に、「50メートル走のペースで走れ」と言っているようなものです。
私たちはもっと長く、走り続けなくてはならないのに。
そんなの無理だよ~
無理して頑張ることで恐ろしいのは、身体の疲労はもちろん、心にも疲労が蓄積していくことです。
心の疲労は目に見えませんが、確実に私たちを蝕んでいきます。
”バーンアウト(燃え尽き症候群)”と呼ばれる症状を起こして、意欲がぷっつりと途切れてしまったり。
鬱状態になり、生きる希望を見失って、起き上がる事も出来ないなんてことにもなりかねません。
頑張らないコツ2つ
頑張らない、って難しい…。
頑張ることが癖になっていると、力の抜き具合がわからなかったりしますよね。
そんなあなたに、”頑張らないコツ”を2つお伝えします!
大好きな人を大切にするように、自分を大切にする
1つ目は”大好きな人を大切にするように、自分を大切にする”こと。
例えばあなたの大好きな人が、
自分の気持ちを押し殺して無理を続けていたら、あなたはどんな言葉をかけますか?
あなたが無理して苦しんでたら、私は悲しいよ。
無理しないで、自分を大切にしてほしい。
あなたが大切な人にそう思うように、あなたが苦しむ姿を見たい人なんていません。
どうかあなたが大切な人に声を掛けるように、自分の心を大切にしてください。
大好きな人に寄り添うために必要な、ゆとりを持つ
2つ目は”大好きな人に寄り添うために必要な、ゆとりを持つ”こと。
頑張りすぎて疲労困憊の身体では、困っている誰かの荷物を片方持ってあげることができません。
ゆとりのない心では、悲しんでいる誰かの思いによりそってあげることができません。
ついつい誰かのために頑張ってしまうのであれば、
大好きな人が困ったとき、手を差し伸べる自分でいられるため、と思ってみてください。
頑張らない生き方とは、自分の気持ちに正直になること。
【頑張りすぎメーター】が頭についていたらいいのに。
そうすれば、自分でも人からも、無理してるって見えるのに。
ですが生憎、私たちの頭にはメーターがついていません。
だから自分で意識的に、「私、いま何%かな?」と、胸に手を当てて確認してあげてください。
「いま、ちょっと疲れてるなぁ」
「なんだか気乗りしないなあぁ」
そんなちいさな自分の悲鳴が聞こえたら、その気持ちに素直に従いましょう。
午後の会議が眠いなら、お気に入りのカフェでコーヒーを買ってきて楽しみながら過ごせばいい。
仕事に行くのがつらいなら、1日有給休暇を使ってゆっくり休んでもいい。
家事に追われて疲れたら、パートナーに内緒で甘いスイーツを食べたっていい。
”今週120%で頑張ってる…”と気付いたら、週末は英会話のレッスンを休んで、温泉に行ったっていい。
自分の気持ちに素直になることは、ワガママではありません。
頑張りすぎてしまうあなたの心を守る、唯一の処方箋です。